守ってくれますか?
「で?早く説明してくれない?」

ルリがつっけんどんに言う。

本当、頑固だよなぁ・・・・・


「へいへい。・・・・・じゃあ、全て、話すよ。」


ヒカルの瞳から、光が消える。

代わりに・・・・・・

闇が・・・漆黒の深い闇が、ヒカルの黄金の瞳を覆いつくす。



「聞いて、くれるか?」


ヒカルが、どこまでも寂しげに聞く。



俺達は、そろってコクリと頷いた。








――聞くよ。

どんなに哀しいことでも、残酷なことでも。


ヒカリに、ヒカルに、関わることならば・・・・・




聞くから。

お前達のことを、知りたいから。






だから・・・・・・




「聞かせてくれ、ヒカル。」










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