守ってくれますか?

苛立ち ナオside

―ナオside―



クーデターを起こした翌日。


俺は、自分の部屋にアンリを呼び出していた。


「ナオ様・・・あの、やっと、私をっ・・・・・」

うっとりとした目で、俺を見るアンリ。


絶対、勘違いしている。

はぁ・・・・・



「お前の思っていることとは違う。忠告しに呼んだんだ。」

低い声で言う。


アンリは首を傾げた。

「忠告?」

甘ったるい声。



あぁ、ムカムカする・・・・・・。


「そうだ。これ以上ヒカリに何かしたら、ただではおかないぞ。」


アンリを睨む。


アンリは瞳を潤ました。

「そんなっ・・・・・あんな、ただの使用人に何かやるのが、いけないのですか?どうしてっ・・・・・・・」


「俺はお前が好きじゃない。俺が好きな奴を知っているんだろう?」



だから・・・ヒカリに嫌がらせをするんだろう?



「だいたい、予想はつきますわ。ですが・・・本当に“あんな子”を?」


蔑むように、アンリはあざわらった。


「ありえませんわ。私の方が優れています。美しいですわ!」





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