素敵彼氏の裏の顔

弱い彼の本音










あの後、あたしはすぐに家に帰った。

そして、疲れきってベッドに転がった。





まだ引っ越して一ヶ月程度のこの家。

あるのは、台所とトイレ、お風呂と、あたしの部屋。

自ら選んでここに来たのに、時々無性に寂しくなる。

一人でいると、自分は本当にひとりぼっちだという気がしてくる。





ぼーっと天井を眺めるあたしの頭の中に、隼斗や淳ちゃんが浮かんでは消えた。



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