素敵彼氏の裏の顔



だが……




「こっちのセリフ」



なんと、運転席には隼人がいて、笑いながら淳ちゃんに手を振っていた。

そして、窓を開けてあたしを見る。

朝から隼人は爽やかでかっこよくて。

お酒なんて飲んでいないのに、頭にかあっと血が上った。






「い……飲酒運転じゃない?」




どぎまぎしてそう言うと、




「俺は日が変わってからは飲んでない」




相変わらずクールにそう言う。



< 308 / 401 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop