僕と彼女の秘密の物語。
いつしか、彼女は男子生徒の間で
“鋼の女”と揶揄されるようになった。
断固として男を受け付けない、鋼のような女。
美人だが、もしかしたら処女なんじゃないかと誰かが話していたのを思い出す。
もちろん僕も、彼女の存在は知っていた。
確かに、綺麗な人だとは思う。
だけど接点もないし、他の男たちみたいにあえてお近付きになろうとは考えたこともない。
そんな彼女が、まさか………
「…あ、あの、僕、本当に何も見てませんから」
何故僕の方がこんなにも恥ずかしくて、後ろめたいような気持ちになるのか。
見られたのは、彼女の方なのに。
「じゃ、じゃあ!」
僕は逃げるようにして、その場から立ち去った。
彼女の方を見ることが出来なかった。
いつまでも、彼女のあの甘い吐息が耳元でこだまする。
ハッキリと見たわけではないが、彼女が自分でする様子を思い描いた。
その晩、僕は彼女で3回抜いた。
オナニーでそんなに抜くのは、久しぶりだった。