黒い蝶
紫羽「ふふっ……あはは!!……あはははははっ!!!」
私は狂ったように笑いだした。
土方「紫羽?何がそんなに可笑しいんだ!?」
土方さんが恐い顔をしながら問う。
紫羽「あははっ!!!…………やっぱり、私はいらない存在だよね。」
山南「!?何を言うんですか。いらない存在なわけ……」
紫羽「いらないよ。だって話は聞いてもらえないし、私が全部全部ぜーんぶ悪いんだもん。
私はいらない存在。邪魔な子なの。」
紫羽以外「「「「っ!!!!!???」」」」
そこでみんなは、自分達の失態に気付いたようだ。
紫羽「もう、遅いよ……」
そう言い私は、自分の首筋に刀をあてた。
紫羽「……さよなら。」