十二の暦の物語【短編集】
『あのっ・・・深智君・・・っ?』
「飯田っ」
『はいっ』
「ゴールしたら、五月蝿いかもしんねぇけど聞いてな?」
『えっ・・・うん・・・』

どうしよう・・・本当に怒られるのかな・・・




「はぁっ はぁっ はぁっ」

ゴール前に着いた
此処で借り物と紙に書かれたモノが合っているか確かめる

「はっ はっ はっ」

ばんっ

深智君は、荒い息をしながら紙を机に叩き付けた








「ハイ!!【1番好きな人】!!!!」





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