君の笑顔に恋してる❤
「だけど…なにもできなかった。気がつけば引っ越しの日で」





「そう……なんだ……」




「まぁ、伝えたところでどうすんだ?って感じなんだけど。

そしたらさ、引っ越したあとで…告白メールみたいなんがきて。

実はその子も、俺のこと好きだ……って、わかって」





ブワッと顔が熱くなるのがわかった。





それって…





両想いだったってこと?












「で……付き合ったの?」




「ううん…」




佐倉はなんだか曖昧な表情をして、地面に視線を落とす。



< 205 / 451 >

この作品をシェア

pagetop