不良系幼なじみとの甘い恋愛事情
「そうだけど、飲みたいのか?」
そう言って、柔らかい笑顔をあたしに向けるパパ。
「色が綺麗だなって思って」
「ママはヒロトの作るカクテルが1番好きだからな」
ちょっとムスッとしてパパが唇を尖らせる。
そんなパパが子どもみたいでなんだか可愛く見えた。
「美久、あったよ。これでしょ?」
「そう‼それ‼」
ママから服を受け取って、早速頭の中でコーディネートを開始する。
これに合う服は……と。
あと、カバンとサンダルも……。
「姉ちゃん、デートすんだろ?」
李久の言葉に、頭の中に思い浮かべたものがすべて吹っ飛んだ。
「なっ、なに言ってんの⁉そんなワケないでしょ‼」
「ははっ、超焦ってんじゃん。あっやし〜‼」
くそぅ、マセガキめ。
弟のくせに生意気‼