近い君、遠い君。




隼也は小6にしては背が高い。
何センチあるんだろ…


昔は私と変わらなかったのにな。


誰から見てもルックスは良いし…

運動神経バツグンだし…



そりゃモテるわ。




「…じゃ私教室行ってるね?はるかもはやく来なよ~」


「うん。また後でね」




…友達が行ってしまって、今ベンチには私一人。


隼也は私に気づいてくれてるだろうか…。




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