政略結婚~天使に導かれて~
パーティーの翌日の土曜日、颯太は、休日出勤で出かけた為、
楓に連絡し、二人で、女子会をしようとなった。

颯太は、夕方には帰って来るらしく、それまで楓と二人で、
ゆっくりと、ランチしようと、家具の入った新居に誘った。

*********

「いらっしゃい」

「お邪魔しま~す。おぉ~、いいわねぇ~、この部屋。私が予想した
 通りだったわね・・・。」

「えぇー、お陰様で、寛げる部屋になったわ。ありがとう」

「任せてよ!ところで、旦那は?」

「休日出勤みたいよ。夕方には帰って来るって」

「本当に・・・怪しいなぁ~・・・」

「別に、私は、向こうに行かないで、とか言わないし、居なくても
 良いんだけど、なんか家具とか入ったら、この部屋が落ち着くらしくて
 、書斎も楓に頼みたい、って言ってたわよ・・・・」

「へぇ~、本当?まーいいわ。ちょっと書斎の部屋、見せて」

「良いわよ。こっちの部屋だから・・・・」

二人で、まだ何も入って入ない部屋で、色々とどんな物が良いのか
話をして、楓は、部屋の間取りと、サイズを図った。

その後、愛は、ランチの用意をしていると、携帯が鳴った。
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