政略結婚~天使に導かれて~
「愛、今日は、ありがとう。急で悪かったな!?」

「いいえ、私も楽しかったですよ。お二人とも、楽しい方達
 ですね。」

「そうだな。あいつらは、俺にとっても、大事な仲間だ。
 しかしあいつら、本当に、愛と楓さんに興味があったみたいだぞ。」

颯太は、愛に、仕事中なのに、二人に呼び出され、挙句に会わせろと
脅され、仕方なしに愛に連絡したと話した。

3人の様子が、とても可笑しくて、颯太のまた違う面を見れて
良かったと、愛は思っていた。

颯太も、楓に会って、愛の意外な一面を見ることが出来、

「しかし、愛・・・クククッ・・車の運転が好きだと言うわりに、
 方向音痴って・・・ハハハッ・・」

「・・・・・・・・・」

「それに、人の顔と名前を一致させるのが苦手って・・ブッハッ・・」

「・・・・・・・・・」

「終いには、外国人は、皆同じに見えるって・・・・アハッハッハッ」

颯太は、大笑いして、笑いが止まらなかった。

深夜の寝室で大笑いは、以上に響いた。
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