届けっ!



「ねぇ、ここからこの缶投げてあのゴミ箱入るかな?」

「無理。」


そっけない返事にイラッときたあたしは見栄を張って一言つぶやいた。



「じゃぁ入ったらどうする?」


少しの沈黙が流れた後、拳斗は口を開いた。
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