本当の愛。

その日の夜、舞に拓真と別れたこと
を電話で話した。自分の想像だったら
絶対に泣いているはずなのに、涙が
1つも出ない。話終わると・・・。

「美菜?泣いてる?」

「泣いてない。」

「辛かったら泣いていいんだよ?」

あっそうだ。辛くないのは叶斗の
おかげなんだ!

「舞!明日話したいことがあるの!いい?」

「全然OK!なんなら、今からでも聞くよ!?」

「聞いてほしいけど、もう遅いから~」

「了解!おやすみ~」

「おやたん!!」

そしてあたしは眠りについた。
< 9 / 12 >

この作品をシェア

pagetop