恋人たちのパンドラ【完】
最終章 未来の輝き

(1) つながる きもち

悠里は久々に都会の喧騒の中にいた。少し膨らんだおなかをかばうように人ごみを歩く。

(やっぱり人が多いな・・・この独特のにおいも懐かしい)

自分が何年も住んでいた街を久々に訪れていた。
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