君に愛して、僕を恋する。






「あ、名前、わかんないよね。」





佳代が思い出したように真中綾子を見る。





「私は島咲佳代。それと、こっちが相原恭祐で、このチャラいのが雅真一。」






佳代が俺たちを指さすと
チャラくないっ、雅はそう言い返す。






「恭祐ーっ、俺チャラくない、よね?」


「鏡でもみとけ。お前はチャラい。」


「これでも我慢してるんだぞあほっ!」





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