君に愛して、僕を恋する。





そう言えば、真中綾子も雅も驚いたように俺を見る。





「嫌ならいいけど。」


「恭介にしてはいい考え。」


「んだよ、俺にしてはって。」


「まぁまぁ、落ち着け。」





雅にこんな風に言われるのは久しぶりだったりする。

からちょっと嬉しい。






「で、どうする?真中サン。」


「じゃあ、お言葉に甘えて。」





佳代に電話して、真中綾子も夕飯を食べてくってことを伝えた。




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