時空を越えて …
第一年目

2015年 高1

なーんもない、平凡な毎日。

テレビでは、

株価が下がっただの、

なんだのと、騒いでるけど、私には関係ない。

「もーうるさい!」ピッ

テレビの電源を強引に押す。


「蘭、宿題しなさいよー」

母親の私を呼ぶ聞き慣れた声が

キッチンから聞こえる。

「分かってるよ!今やる。」

毎日、テレビ見て、

宿題して、寝て、学校行っての繰り返し。

全然楽しくないし。

「寝ーよぉ…」


この時の私は、まだ予想もしていなかった。





明日、自分がタイムスリップしてしまうことを。
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