そんなあなたは先生でした…(番外編)
「だって、あたし変わり者じゃない?
学生時代だって周りの女子から嫌われてたし…」
まぁたしかに。
でも、
俺は知ってたんだよ。
「そんな麗華だからこそ好きになったのかもなぁ」
「意味わかんない」
たぶん、俺や陽さんやみんなの前では泣いたり悲しんだりしなかったけど、
麗華にとっては辛くて心の中では泣いてたんだろう。
そう考えると、学生時代から今まで俺はそんな麗華の良さをいっぱい知りたい、そして広めたいって思ってた。
誤解されやすいだけで
本当は優しい子なんだって。