ありがとう。





思ったよりも深くなるんだな。



水って冷たいんだな。



あの、温かく包んでくれる奏君とは全然違うんだな。




そう思った瞬間、私の足は地面から離れた。






支えが無くなった私の体は沈んでいった。









「美喜!!」








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