ありがとう。
奏はカフェの中にあったソファーに座る。
そして、私を膝の上に--奏と見つめ合う形で乗せた。
「////!」
「真っ赤。」
そして、右手を私の腰に、左手を私の後頭部に回して手で押さえてキスをする。
「ほら、名前よんで。」
「奏く・・!っ」
「何回言ったら呼んでくれるんだよ?」
少し怒って、いつもより強いキスをする。
「早く。」
もう、ダメだよーー
息が続かず、酸素を求めて口を開けると奏の舌が入ってくる。
「んんっ?!」
こんなキス初めてで、頭がぼーっとする。
「素直になれ。」
奏の一言が私の何かを変えた。
素直になろう。
「奏・・・奏!」
「美喜」
「か・・なた」
大好きです。
もう君しか見えない。
「美喜、愛してる。」
「私も、奏のこと愛してる。」