可愛い生徒(カノジョ)の育て方
『「お前、一晩中胸にがっちりさらし巻いてたら苦しくないか? 今だけでもほどいたらどうだ?」

「えっ!? そんな、だって、これを取っちゃったらあたし、ノーブラです!
そんな恥ずかしいこと、好きな人の前でできませんっ!」』



 ……そ、そっちかっ!!

 しかも何気に告白してるぞ、この状況で!



『「ふうん。お前、やっぱり俺の事、好きなのか」

 あたしったら、つい本音がでちゃったじゃない!

 でも、ここでそれを認める訳にはいかない。

 だって、先生と生徒の恋愛は認められないし、それに第一、あたしは今男子学生なんだから。

 二重の意味で禁断になっちゃうよ。

「や、やだな、先生。もちろん、先生として好きってことですよ。それに僕、ここを卒業するまで男でいなくちゃならない……」

「無理、するな。俺の前で、そんな顔するなよ。好きな女の辛そうな顔を、これ以上黙って見ている訳にはいかない」』
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