Savior





空中で止まったクリスタルは反転し、
皐へと向かってきた。



(やばいっ!)

皐は驚き、とっさに避けようと、後ろにとんだ。




『破壊』

サラサラサラサラサラ――


そんな言葉とともに、クリスタルは砂塵と化してしまっていた。

声の主は凛。ファースだ。

みな、驚いていた。

“0”も驚いていた。




凛は
「私が頼んだの。逃げたい、助けてって。
....ねぇ、逃げょ?」

弱々しく言った。


「無理....。」

ただ、一言だけが返ってきた。


「無理じゃないっ!優....自由になろ?」


「....いきな....。」
凜の言葉に悲しそうな表情を浮かべ
“0”は後ろを向いた。




「一緒にこい。」
司が言った。



「早くいって!ジョワを出て!
....凛を守って....」


そお言うと“0”は胸を押さえて苦しみだした。

「!?司っ、早く!」
すると急に楓が叫んだ。


司は反応し、皆を宙に浮かした。

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