ぱんつのおかず
「…藤田。お前が昨日から書いとる、その黒魔術みたいな顔はなんなんや…」
「………」
「また取り上げられたいんか?」
そう言うた先生を、下からにらみつける。
…昨日ウチが、どんな目にあったと。
「え……藤田?」とか言いながら、あとずさりする先生。
よっぽどウチがどす黒い顔をしとったんか、ちょっとおびえとる。
ガターン!て立ち上がって。
ハゲのページを開いたまま、ノートをつき出した。
「~どうぞっ!!没収してください!!」
「は」
「いさぎよく湖の底に沈めてください、一番深いとこに!」
「え」
「その他の選択肢ですか。火あぶりの黒っコゲにするか、もしくは八つ裂き、キャベツのみじん切りより細いかんじにして処分してください!さあ!!さあっ!!」
「…どないしたんやお前……」