抱いて、抱かれて、堕ちて、溺れる。




…!!




私はベランダに出た。




そこには…見覚えのある、車…。





そっと玄関の鍵を開け、外へ出た。








『…来てくれたの?びっくりした…。』






『暁が逢いたいって言う時は、何かある時だろ?心配だから…来た。』










とにかく、このままここにいるわけにはいかない…。




近所の目があるから…。





私は駐車場へと車を案内し、そっと部屋に戻ってきた。





後ろには…純が緊張した顔をして立っている…。





なんか…ちょっとだけ顔が綻んだ。






『汚いけど、入って?』






『…おじゃまします…。』







寝室では、娘がスヤスヤと眠っている…。






私たちは静かにリビングへと移動した…。










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