抱いて、抱かれて、堕ちて、溺れる。
それからの私は、病院と家を往復の繰り返しだった。
調子が良い日は家に帰り、一泊してはまた病院へと戻る。
娘の誕生日や私の誕生日、夫の誕生日などの記念日にはなるべく家に帰るようにした。
今まで家族に迷惑をかけた分、これからの人生は家族の為に生きる。
それもこれも全て…あの人が教えてくれた…。
あの人と、あの人が残してくれた小さな命のおかげ。
純…。
今、あなたは笑っていますか…?
私は…笑っているよ。
あなたがくれた、この子を絶対に守るから。
だから…心配しないでね…。