20100228-Anniversary-
ほっ、分かってくれたんだ。と安心したのも束の間








『でも、好きだからぎゅ-ってしたい!』


!?


なっなっなっ・・・なんてストレート。


しかし咄嗟に…



『まだ無理!!』


『えー!!!』


そのまま苦笑いで駅のホームへ、私も入場券を購入して気まずいながらもお見送り。


『またね。』


彼はお腹をさすりながら、反対の手で私に笑顔で手を振った。


こうやって、初デートは終了。


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