20100228-Anniversary-


ーーーーー・・・


『宏美ちゃん、こっちこっち。』


『久しぶり、あれ男性陣は?』


今回の主催者の女の子は宏美との高校の同級生。


『もう、家で待機中。
こんばんは、初めまして。今日はサークルの友達なんです。
一人の男の子に皆で彼女を作ってあげようって話になって今回計画したんです。』


合コンの開催の経由を聞きながら案内されるアパートに足を進める。


『連れて来ましたよ。』


そう言われ挨拶をしながら部屋にあがっていくと男性が四人いた。


『こんばんはー・・・』


言いかけながら思わず、言葉を失う。


や、やばいっ!


思わず、前にいた宏美の洋服を掴む。
引張られた宏美は不思議そうに振り返った。


やばいやばいやばい!!


・・・超ドストライクの人がいる。


思わず、その男の子を凝視してしまっているとバチッと目があった。
・・・が、直ぐに逸らされてしまった。


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