秘蔵っ子の憂鬱※タイトル変更

とか話しながらご飯食べてたらうちの課の人たちが来たみたい。

今日は5人もいる。

「うわー、今日参加しなかったのまずかったかなー?」

「ああ、あれ営推か。
まあ、いいんじゃね?
あのメンツ見る限り。」
とか優弥は言ってるけどなんで?
つかなんでうちの課なのにメンツでわかるのこいつ?

「なんでそんなのわかるの?」

「あ?同じ階だから噂ぐらい伝わってくるんだよ。
鈴木さんだろ?今日主催したの。」

「え?あー、たぶん。
あたしもさっき鈴木先輩に誘われたし。
てか、だからなんでわかるの!?」

「営推女子の中で1番人気は
鈴木さんだろ?
んで、男子2で女子3の人数比。
女子は全員鈴木さん狙いだろ。」

「えー、そうなの!?
知らなかったー!!」

言われて見れば、
女子でいるのは私の同期、麻生さんと、
1年先輩の2人だ。
鈴木さんは、今年3年目。
つまり後輩女子達ばっかなのだ。

「そんな会にお前が行っても顰蹙[ひんしゅく]買うだけだ。」

「んー。まあ、そんなの知らなかったし空気読めなかったかも。」

「そうだな。
(鈴木さんがお前狙いだからだよ。)」

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