“大好き”、だよ?



私は急いで自転車で学校へ向かった。


気持ちいい風だなぁ…。
なんか、ドキドキしてきたー…。
あああああああ。


なんて思ってたら

学校着いちゃったよ!!
よし!!がんばるぞぉ!


「ププッ」

ん?

「やっぱり、お前バカだな。」

『あ。優斗[ユウト]。おはようさん!』

「おはようさんて…。朝会ったじゃん。」

『寝ておったわ!』

「みなさんどうも。おはようございます。
僕は、椿 優斗[ツバキ ユウト」です。幼稚園から中学までは、しょうがないけどなぜか、高校まで一緒なんです。」

『それ、私の仕事だからとらないでよ!!ていうか、いい子ぶんな!』

「やだね。ていうかお前、苗字言った?」

『あ。まだ!』

「早く言えよ。勘違いされんだろ。」

『えっと、私の名前は、椿 優里[ツバキ ユリ] です!優斗とは、双子です!!』

「本当、お前と同じ高校とかテンション下がるわぁ。」

『いい加減、お前って言うのやめてよー。
たまには、お姉ちゃんくらい言ってくれてもいいじゃん!』

「無理無理無理無理。」

『そんな拒否んないでよー!お姉さん傷ついちゃうぞ!テヘ』

「キモいぞ。」

『ていうか、あんたなんで体育館じゃなくてこんなところにいるの?』

「…。」

『…もしかして、待っててくれたのー?』

「…なわけ。」

『もう、可愛いなぁ♪』

「うっせ。行くぞ。」


こういう可愛い可愛い私の弟くんですっ(笑)


< 2 / 8 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop