“大好き”、だよ?
私は急いで自転車で学校へ向かった。
気持ちいい風だなぁ…。
なんか、ドキドキしてきたー…。
あああああああ。
なんて思ってたら
学校着いちゃったよ!!
よし!!がんばるぞぉ!
「ププッ」
ん?
「やっぱり、お前バカだな。」
『あ。優斗[ユウト]。おはようさん!』
「おはようさんて…。朝会ったじゃん。」
『寝ておったわ!』
「みなさんどうも。おはようございます。
僕は、椿 優斗[ツバキ ユウト」です。幼稚園から中学までは、しょうがないけどなぜか、高校まで一緒なんです。」
『それ、私の仕事だからとらないでよ!!ていうか、いい子ぶんな!』
「やだね。ていうかお前、苗字言った?」
『あ。まだ!』
「早く言えよ。勘違いされんだろ。」
『えっと、私の名前は、椿 優里[ツバキ ユリ] です!優斗とは、双子です!!』
「本当、お前と同じ高校とかテンション下がるわぁ。」
『いい加減、お前って言うのやめてよー。
たまには、お姉ちゃんくらい言ってくれてもいいじゃん!』
「無理無理無理無理。」
『そんな拒否んないでよー!お姉さん傷ついちゃうぞ!テヘ』
「キモいぞ。」
『ていうか、あんたなんで体育館じゃなくてこんなところにいるの?』
「…。」
『…もしかして、待っててくれたのー?』
「…なわけ。」
『もう、可愛いなぁ♪』
「うっせ。行くぞ。」
こういう可愛い可愛い私の弟くんですっ(笑)