僕の私の初恋でした
第1章

千春Side

    





-----ん。---さん。---ち--さん・・・




「千春さん。点滴終わりました」



白衣を着ている、記憶にないことか
新しい先生だろうか。
私につながっていた数本の管は抜けていた


『あ・・・ありがとうございます』

「あとは部屋にもどっていいですよ」

『はい・・・・・・あっ・・・!あのっ』



白衣を着た若い先生は作業をやめないで
耳だけを向けている。



『・・・すみません、何でもないです』



「えーっと・・・ん、あぁ。ごめんね。
 んーっと・・・」




きっと忙しんだと自分に言い聞かせ
ギシッ音のなるベットから降り
部屋を出た。

  

< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop