夢色シャイン
○二人の距離
由紀ちゃんが私と話してくれない理由が分かった。
そのことについてはちゃんと謝ろうとした。
だけど、その言葉さえ聞いてもらえなかった。
とにかく由紀ちゃんと2人で話したい。
昨日のことを考えながら、駅から学校までの道を歩く。
由紀ちゃんのこと、協力したいと思ってたのに。
どうして上手くいかないんだろう。
「はよっ。今日も元気に行こうぜ」
肩をポンッと叩かれ、明るい声で呼びかけられる。
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○二人の距離