夢色シャイン





「ふ……っ」




キャプテンが落ち着くまで背中を撫でる。


少しして副キャプテンがキャプテンのところへ来る。




そして2人は抱き合って、また泣き出す。





1年後、私はどうなってるんだろう。


ふと、そんなことを思った。





「未来先輩、お疲れ様でした。
すごかったです」



「ありがとね」



後輩が私に声をかけてくる。


後輩も目に涙を溜めている。






「先輩は泣かないんですね」




強いなぁと言う後輩。





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