夢色シャイン




すごく大変だと思う。


だから、周りのゴタゴタとかまで由紀ちゃんに目を向けさせたくない。




自分のプレー面にも集中したいと思うのに、部活内で見なくちゃいけないところがたくさんだとなかなか集中できないだろうし。






やっぱり役割分担ってのは必要。







「なるほど……。
未来ってそこまで考えてたんだな!
貴重な意見聞けて良かった。
今日、俺が何とか話してみる」




「うん、頑張ってね」






その時ちょうど昼休みの終わりを知らせるチャイムが鳴った。



健くんに手を振って、お互いのクラスに戻った。






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