夢色シャイン
「ふぅー間に合った」
お弁当を食べ終わり、何とか先生が来る前に片付けて次の授業の準備をした。
「一生ってやっぱバカ」
「バカは正義だ!
最後にはバカになれるやつが勝つんだ」
「何それ……」
呆れるけど、おもしろくて笑い声が漏れる。
片手を口に持ってきて、控えめに笑う。
そんな私をジーッと見る。
「な、何……?」
私の顔に何かついてるの?
顔をペタペタと触ってみるけど、そんな様子はなさそう。