寮の夜は甘い夜。
「なあ、由良。お前、あいつの告白オッケーすんのか?」
部屋に戻ってからの楓の第一声が、コレ。
まったく、なに考えてんだか。
「しないと思う、けど。」
「そっか、良かった。」
楓はホッとため息をついていた。
楓って本当に私のこと好きなのかな?
なんか、変な感じ。
私、モテ期だな。
「今日はゴメンな。
明日、俺と二人で今日のとこもう一回行こうか。」
楓は「二人で」を強調した。
「楓ってそんなに私のこと好きなの?」