藍色の嵐
戸が開いて入ってきたのは
若い男だった
「席つけよー」
若干ダルそうな雰囲気の男
服装は黒のシャツの胸元を少しはだけて
そこからシルバーのネックレスがのぞいている
天パなのか、
ちょっとクセのある髪を茶色く染めている
その姿は教師というよりは
どこぞのホスト…といった感じだった。
『こいつが担任……(汗)?』
戸惑いがちなみんなの反応
ホントに教員試験受かってんのかよ
と言いたくなる
しかし本人は気にせず
出席簿を放り投げるように教卓においた
「さて、自己紹介はまた後で改めて。これからお前らの入学式があるからな。つーわけで廊下に並べ」
私たちは並んで体育館へ向かった
若い男だった
「席つけよー」
若干ダルそうな雰囲気の男
服装は黒のシャツの胸元を少しはだけて
そこからシルバーのネックレスがのぞいている
天パなのか、
ちょっとクセのある髪を茶色く染めている
その姿は教師というよりは
どこぞのホスト…といった感じだった。
『こいつが担任……(汗)?』
戸惑いがちなみんなの反応
ホントに教員試験受かってんのかよ
と言いたくなる
しかし本人は気にせず
出席簿を放り投げるように教卓においた
「さて、自己紹介はまた後で改めて。これからお前らの入学式があるからな。つーわけで廊下に並べ」
私たちは並んで体育館へ向かった