【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
「知歩とは本当に逆だもんね」


知歩の部屋にはピンク系の小物が1つもなかった


白とか黄色で統一されてたし。


その分、あたしはピンク系や赤系ばかり…


だから、奏哉も驚くはずだよね。


双子でも違うから…


あたしは自分の洋服の会計を済ませた。


後で未咲さんにお礼言わなきゃだね。


「奏の洋服、見て良いか?」


「うん。良いよ」


あたしも奏ちゃんに買ってあげよ。


……にしても人が多いな。


必死に奏哉に着いて行かなきゃはぐれる


「花歩、具合悪くない?」


「大丈夫。でも、手…握ってて良い?」


奏哉は小さく頷き手を握ってくれた


「あの人、カッコいいねー!!」


「本当だよね。隣の子が羨ましい」


「モデルか何かかなー?」


といろいろ聞こえる女の子達の声。
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