【完】恋した相手は元カノの妹～キミに溺愛中～

「はいはーい!!イチャイチャタイム終了ねー!!」


「げっ、麻依っ…」


奏哉は麻依に邪魔されたのが不服のよう


「あたしの大事な花歩をイジメたら許さないから」


「花歩は俺のだし。」


と言って強く抱きしめられる


「相変わらず、独占欲が強いのね」


どうやら麻依は奏哉をからかって遊んでたみたい


「花歩だからだよ。悪いか？」


「あんまり独占欲が強いと花歩に嫌われるからね」


麻依の言葉には説得力がある


「麻依…？あたしがね、奏哉を嫌いになることはないよ。もし別れるなんてなった時はあたしが奏哉に嫌われた時かな？」


せっかく信頼出来た人だもん


嫌いになんかなりたくない


「なんて素直な子。あたしが男だったら完璧に花歩を彼女にしてるわ。」


なんて言ったのは麻依があたしを笑わせてくれようとしていたからだった