【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
「寝る…」


「はいはい。寝て良いよ。風邪引かないように膝掛け被って寝てね」


あたしが掛けれないから奏哉に掛けてもらう


しばらくして気持ち良さそうな寝息が聞こえてきた


「せっかくだから寝かせてあげて」


多分、ずっと眠れなかったんだよね


「奏は花歩が好きだな」


「なに?嫉妬した?」


奏哉は顔を背けた


……ふふっ。図星だね


可愛いとこあるなぁ。


「可愛い」


「可愛いってゆーな。」

真っ赤にして言っても効果ない


奏哉は反対側に回ってあたしの隣に座った


「花歩の方が可愛いよ」


「やっぱり反則」


奏哉の方が上手だ


「花歩は気が利くな」


「そうかな?」


「奏のこと見てたんだから。」


奏ちゃんの寝顔を見ながら他愛のない話をしていた。
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