【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
「さっ、買い物するか。」


奏哉はあたしの手を握ってくれた


嬉しくて顔がニヤケる


「こうやって歩くの久々だな」


「そうだね。2人で出掛ける時間もなかったし」


「母さんのメモは後からにして俺らの買い物しような」


あたし達は手を繋いだままショッピングモールへと入った


「見たいもの見て良いよ。その前に銀行に寄るから」


「わかった。じゃあ、雑貨見ていい?」


「了解。行こう」


奏哉は銀行に寄ってお金を引き出していた


「これで花菜達の物も買えるな」


そのために引き出してくれたんだ


バイトも頑張ってくれてるし。


あたしも頑張らなきゃだな。


「雑貨見た後、洋服見よう」


「良いの?」


「当たり前じゃん。子育てするのでオシャレすら忘れてるだろ?」


……確かに。
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