わがまま姫の優しい王子
ふわっと美姫のこと暁が抱きしめてくれた。


そんなことしてくれても今更遅いんだから。




「そんなことないから。俺だって美姫のこと好きだよ。だから何よりも優先してる。ヤキモチだって焼いてるけど無理に余裕あるふりしてたんだよ」




「な、なんで?」




「だってそんなヤキモチ焼きの俺を見せたら美姫は怖くなって離れていっちゃうかもしれないから」




「そんなことないもん。美姫はずっとヤキモチ焼いてほしかったんだもん。男の人の顔だって見たかったんだもん」
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