アウト オブ ザ ブルー

マサのことが心配になった私と両親は、急遽彼の家に行ってみることにした。




まず店の方でお母さんに退院の報告をし、迷惑をかけてしまったことを謝ると、


マサの在宅を確認して、玄関へ回った。



運よくと言っていいのかわからないけれど、忍ちゃんは留守のようだった。




階段をあがると、私はかつて自分が寝起きしていた部屋に向かった。




ドアをノックしてみるが、返事がない。




「マサ?私だよ…。ごめん、急に来ちゃって…。今日退院して来たんだけど…、今ちょっと話せるかな?」





しばらくするとゆっくりドアが開き、マサが顔を見せた。




数日ぶりに見る彼の顔は頬のあたりがこけていて、髭もしばらく剃ってない様子だった。


手放せないと言っていたメガネもかけてないし、髪には寝癖がついたままだし、服だって部屋着というか寝巻のままだった。



ふとんが敷いてあったので「ごめん、寝てた?」と聞くと、


マサは「体調がすぐれなくて」と言って、うちの親に軽く会釈をした。
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