§スウィート・ルージュ§~甘い秘密を召し上がれ~(完)

「それじゃ、咲和せんせぇ

お疲れさまでしたぁ」


フリフリキラキラな私服に
着替えを済ませた愛子ちゃんが
タイムカードを押す


「はい、お疲れ様、気を付けてねー

って、彼氏のお迎えだったわね

今日もラブラブねぇー
彼氏によろしくねぇー」


「はぁい、咲和せんせぇもお気をつけてぇー」


はいはい、余計な心配ご無用よぉー


引きつりそうな笑顔をつくり
愛子ちゃんに手を振った


かつ乃先生は、すでに帰宅してて
戸締りを確認して
外にでた


私のアパートは、教室のあるビルから
徒歩10分もないくらいの近さ


レッスンが終わってからの帰り道は
まだ、人通りが多い地域だし、
暗い場所はほとんどないから
安心といえば安心


それに…


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