月が綺麗だね。
「玲が病んだら僕があの公園まで行くよ。僕が玲の居場所を作る。ここは危ないからさ。」
だめだ。優しすぎるよ、瑞樹君。惚れちゃいそうじゃん。
でもなぜかそんな自分を認めたくない自分もいる。
「あ、ていうかそろそろ帰る?送ってくよ。」
『……帰りたくない。』
そうだ。あたし家にいたくなくて飛び出してきたんだった。もう帰っても大丈夫かな?でも家に帰りたくない。もっと瑞樹君と話したい。瑞樹君を知りたいよ。