2ndアルバム〜あの日の鼻歌〜


何となく、

自分を守るようにポケットに入れていたカッターを、

貧弱な自分が醜い自分から逃れる為に取り出した。


















「…っ」












震える手は力の加減がきかず、切り口は思いの外深くなった。


静脈を傷付けたらしい傷口からは、どす黒い血液が流れ出している。






「……ぁ…」






それは私の生命を含んだ液体だった。



急激に怖くなった。






「あぁ…っ……うぁ…」
















「じっとしてろよ」
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