バタフライ
あの時から、あたしはきっとウサギに恋をしていた。


あたしはウサギの後を追って


不思議の国に迷い込んだアリスだ。


ウサギに助けられ、飛び込んだ穴は、


とても深くて暗い。


時間も、身体も、


なんだかフワフワしている。


そこでは、感覚だけがリアル。


ウサギに触れた髪が、


肩が、


頬がリアル。

< 24 / 44 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop