バタフライ
ウサギが、しっかりとあたしの目を見て言った。


「あたしも。」


短いキス。


キスが神聖なものでよかったと心から思った。


そして、あたしは柵に足を掛けて、向こう側に出た。


思ったよりも幅が狭い。


裸足の足の裏が、少し痛い。


蒼い空を見上げる。


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