「far away」 作:希星

いつもいつも 一緒にいた友達が
引越ししてしまうと聞いて
あせった私はどこか
彼方に 走っていった

毎日 朝一緒に登校して
休み時間ごとに廊下で会って
お昼も一緒に食べて
授業に遅れそうなぐらい喋った

そんな友達が 引越ししてしまうなんて
思っても無かった
ずっとずっと 一緒だと
思ってたから
どうしていいか わからなくて

それでも いつまでも
立ち止まっていては
止まったままの未来を
進めることは出来ないんだ

ずっとずっと 一緒にいる友達が
いなくなってしまうと聞いて
泣いた私はすぐに
友達に 会いに行った

毎日 一緒に放課後
遊びに行ったこと忘れない
毎日 夜遅くまでメールしたこと
ずっと一生の思い出だよ

そんな友達が いなくなってしまうなんて
聞きたくなかった
ずっとずっと 一緒だと
一緒にいれると
思ってたから だけど

それでも 前には
進まないといけない
立ち止まったままの未来を
進めなければいけないんだ

ずっと遠くに言っても忘れないよ

far away・・・
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