小悪魔な王子様
「………弥生…」
えっ?
今、名前…。
キーンコーン、カーンコーン……。
「…1限始まったな……俺先行くわ」
「……ん」
頭パンクしそうになりながら
姫の背中を見送った。
身体が震えてる。
でも熱い…。
光の言うとおりやった。
姫は男の人やった。
うちがいつも見んようにしてただけやったんや。
アホや、うち……。
姫のことも、自分の気持ちも
全然見ようとしてへんかったんや…。
姫、うちアンタのこと
めっちゃ好きやったみたい。